最初の2節は正直インパクトがなかった。2節目の金子猛志選手は回して手前に寄せるタイプで、自分向きにした。それを引き継いだ篠田優也選手が、出足は仕上げて優勝戦はピット離れ仕様で戦いました。ただ伸びに関しては少し足りなくなるイメージでした。そこに+の味付けを加えたのは、片岡大地選手のマフラー交換かもしれません。普段はガッツリと止めるタイプの尾嶋選手が「ビックリするくらい緩いですね・・・」と引いた瞬間驚いていましたが、優勝戦日には全部が整っていました。ただ片面が特殊な形で、そこから2節はノーハンマーでした。その後の石丸小槙選手は足が良いけど乗りづらい・・・松本庸平選手は、乗りづらかったが、終盤気象が合ったのか乗れる感じもなってきた。「優勝戦他の選手も、もしかすると足だけなら松本君かも・・・」と行き足や回ったあとの足を凄く評価していました。
ペラを叩き変えたらどうかな????ここがひとつの注目でした。前検良かったが、初日のレースが全然違ったのでと形を変えたのが地元の大谷直弘選手です。ほとんどのレースでのぞき気味だったし。行き足直線ベースに良かったです。ほとんどのシリーズで、回してあった状態で本体の回る癖がついている。自動車でも街乗りばかりで噴かし上げていない車はエンジンが噴かなくなる。ボートのモーターも同じです。冷え込みで、これから温水パイプが付いて回転が落ちる。そんな中では良い条件にはまるモーターなのかもしれない。
直近の黒崎竜也選手も梶原正選手もトップクラスの仕上がり!!!梶原選手の同期の伊藤選手も「あれは黒崎が叩いたペラだね。彼は行くときは行ききるからね」とその形を見て「普通のモーターじゃ回せないくらいに止まっている。あれはエグいわ・・」と表現していた。ペラ形状と現象の出かたがパワーを物語っています。夏場から良さは出ていたが、あの時はペラ形状と微妙な気配は全く違います。ボンヤリ見ていると一緒にしか見えない。真実と本物には違いが存在します。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
178 | 4 | 0 | 5.41 | 4.37 |
35.4 | 21.7 |
お盆レースで使用した前田聖文選手がハイパワーに仕上げました。出足は最初から力強かったが、中盤から行き足総合でもインパクとを増した。他からも注目される存在として挙げられていました。宇野博之選手が伸びるし力強いと優出⑤。古川誠之選手も10戦9連対で優出③。ほとんどの選手が上位コメントを残しています。
12月参戦時に、お盆に使用した前田聖文選手に今も動きが良いよという話しを振ると「あぁあれね。べー(同期の磯部選手)にも、こんくらい出ている時じゃないと、浩二さん(優勝した池田浩二選手)を倒して優勝する機会がないぞ・・・」って言われた覚えがあります。あれは出てましたと振り返った。他が見ていても、そのくらい出ていたという過去の本音の話しです。マシンは確かだ!!!!!!
:::2024女子頂点にも導いて、遠藤エミ選手がパワーの程を証明してくれました。その次の新春戦を制した吉永則雄選手は「エースじゃなくてスパーエースでしょう」と表彰式で笑顔で言い切りました!!!
その後若手レーサーの試運転中の転覆でやや下降線・・・ただ数節の気配ダウンも3月兵庫の佐竹太一選手がG3戦で完全復活のパワー表情をアピールしていました。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
164 | 6 | 2 | 5.65 | 4.60 |
40.2 | 22.0 |
初おろしこそインパクトに欠けましたが、2節目追加配分で2日間だけ走った地元の鈴木裕隆選手が出足の良さを見せて3着2着2着と好走をしました。その後の池田剛規選手が準優6着に屈したが、他をオール3連対と実戦足の良さを披露しました。その後松井賢治選手がバランス中堅上位+の仕上がり。乙藤智史選手が、不良航法の減点で予選敗退となるも、トップクラスの足で伸びるしターンも整っていました。秋口の女子戦では、日高逸子選手が直線中心に良い足を披露して11戦10連対、優出は逃しましたが、ハイパフォーマンスを魅せました。その後の丹下健選手も優出⑥。温水パイプがついた1発目で接触のアクシデントで新ペラ交換。準優前と終盤の出来事で心配されましたが、最終日もややのぞく感じで力強さは落ちていなかったです。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
159 | 2 | 0 | 6.03 | 6.20 |
47.2 | 50.0 |
初おろしの時の芦澤選手も伸びを求めて反応があり、そこから出足とのバランスを整えて反応がありました。このモーターも注意したいと感じていました。2節目の管 章哉選手がチルト0と3を使い分けて、優勝戦は気象や条件もピタリと合わせて超絶な伸びで優勝を果たしました。ここから秋から冬に向けては冷却効果で本体の回転が上がってきます。そのほうが足重視の調整伸ばせる可能性は大きい。多少癖がついたペラがどう影響するかですが、面白いモーターは間違いない。活躍にゴーゴー!!!引いた選手の調整で狙い方を変えてもらいたい。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
169 | 3 | 2 | 6.04 | 5.76 |
43.8 | 41.3 |
昨年のエースナンバー62!!!今年も62号機を注目していきたい!!!!初おろしの板東満選手が最初から伸び気味で足が良い状態からスタート。日に日に本体が回り出して、レース足も道中から目立っていました。過去に何度もあった、昨年の素性が良かったモーターと同じ番号が動く!!!注目の一基として記しておきます。
秋口は山本浩二選手が、チルト0ではパンチ力!!!マイナスに下げてもレース足総合で目立つ足を披露。その後の地元渡辺真至選手は「合えば全部が良いし、このペラの形でこの足は本体が良い証拠」と確かなモーター底力の手応えを話してくれています。
その後に勝浦真帆選手を悲願の初優勝に導いた。水摩選手も直線を中心にトップクラスの仕上がり、谷川里江選手は混合戦で噂の伸びとなってシリーズを沸かせました。温水パイプが付いたシリーズに、折下選手が出足方向への調整・・・・これは改めて伸びを求めながらの調整がはまるモーターだと感じました。クライマックス前の谷本幸司選手は、のぞく感じの気配を見せながらも、何か完全に出きらないのはボートの影響かも・・・と話していました。
調整次第で動く、ポテンシャルは確かなモーターだと思います。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
194 | 2 | 1 | 5.66 | 5.33 |
37.6 | 37.5 |
お盆レースの吉田凌太朗選手が「シッカリ合わせれば出るモーターだと思うますよ」とある程度の本体の良さを話していました。反応あって伸びていることが多かったが、乗り手のリズムや展開で勝率は低空飛行でした。ただ何かが噛み合えば出てくると信じていました。冬場に入って、野末智一選手や間嶋仁志選手は好みの出足系方向に調整した感じがありました。ただ温水パイプが付いたシリーズに直線系に振ったらパンチ力が出ました。「記者さんとかレース足みたいな話しをしてきたんだけど、これって伸び型って感じのモーターじゃないの、自分の調整に合うんだから伸び型っしょ・・・」と青木幸太郎選手が3勝を挙げて優出⑤平石選手の64号機が一番出ているとジュッジしながらも、行き足直線に関しては満足な表情でした。年末伸び型好みの手に渡ると楽しみが出ます。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
187 | 4 | 1 | 5.50 | 5.75 |
38.0 | 39.6 |
まず最初に注意したいなと思ったのが、初おろしのシリーズの最終日に「最後に先輩のアドバイスをもらったら行き足が凄く良くなっていました」と坂野さくら選手が言い残して帰ったのです。2節目の宇佐見選手も前回のモーターよりも良いですねと話してもいました。次のルーキーシリーズで、行き足が凄く良いときに乗れなかったと松井友汰選手が乗れるように調整していきましたが、行き足の良さに片鱗がありました。そして次がウェートがある岸本雄貴選手です。伸びが密かに噂だった所からバランスが取れてきました。63㎏とは思えない程の仕上がり具合でグッと注目度が上がってきました。これからの冬場に更に注目したいモーターとして記しておきます。
出走 回数 | 優出 | 優勝 | 通算 | 近況5節 |
---|---|---|---|---|
勝率/2連率 | ||||
178 | 4 | 1 | 5.46 | 5.11 |
37.6 | 29.8 |