SGクラシックで見せ場を作った久田敏之が軸も
優勝候補が多数で激戦必至のシリーズ!
今期もいよいよ期末を迎えA1&A2ボーダーの最終局面を迎える。自然とボーダー付近の勝負駆けレーサーに注目が集まるが、シリーズをリードするのは絶好調の久田敏之だ。3月に当地で開催されたSGボートレースクラシックでは、得点率14位タイで予選を突破。準優勝戦は5着でファイナルには駒を進められなかったが、最終日はイン逃げと4カドまくりで連勝。特にラスト走の特別選抜戦は持ち味を最大限に発揮したレースだった。3月終了時点での今期勝率は8.02と自己ベストを更新する勢い。参戦したばかりで調整も手の内に入れており主役の走りに期待したい。 昨年の金子拓矢はSGボートレースダービー(津)に初出場。3度目のSGにして初めて予選を突破した。そんな前期は7.52の自己最高勝率をマークし、今期は7点台後半と更なる高みを目指している。 秋元哲は今年に入って浜名湖、戸田で連続V。2月末の当地では、8連勝でパーフェクトVに挑戦したが、海野康志郎にインを奪われて苦杯をなめた。あの悔しさは当地で晴らしたいところ。キレのあるコーナー戦でリベンジを果たすか。 前期は初の7点台に乗せた西野雄貴が好リズムを継続。6優出1V(尼崎)と今期も7点アベレージが視界に入っている。 今期勝率は前記4選手に及ばない吉田拡郎、前田将太、稲田浩二だが、実績とネームバリューでは負けていない。SGタイトルを持ちGⅠも5勝している吉田は、3月の児島GⅠ周年で奮闘。優勝戦は4着だったが、予選を得点率トップで通過して存在感をアピールした。かつては当地を「24場で一番苦手」と話していたが、3年前のGⅠ68周年記念を優勝してからは、2024年9月にもVゴールを決めており完全に潮目が変わっている。 前田は2024年のグランプリシリーズでSG初Vを達成。2025年は記念ロードでの快音は届かなかったが、浜名湖、唐津、びわこでVと一般戦では力の違いを示している。当地は5優出も優勝歴がないだけに当地初Vに照準を合わせての参戦だ。 稲田は今年1月の若松で通算50Vに到達。GⅠ戦線でも2月の近畿地区選手権(住之江)で優出2着、続く江戸川GⅠ周年も優出3着と随所で真価を発揮している。GⅠ4Vの実力者がV争いに立候補だ。 ここまでに挙げたメンバーでも十分に層は厚いが、まだまだ更なる刺客が待っている。黒井達矢は当地で2V。いつ来ても活躍するイメージで舟券作戦からは外せない。上村純一は夏場を得意にしており、A1とA2のエレベーター状態だったが、今冬はA1ペースで駆け抜けた。A1キープへラストスパートをかける。他にも木田峰由季、島田賢人、外崎悟、金子和之、横澤剛治がA1への生き残りをかけて勝負する。 また、今節は女子レーサーが8名参戦する。A2は蜂須瑞生、戸敷晃美、平川香織、清埜翔子の4選手。今期の蜂須は男女混合戦で2優出1V(多摩川)と男子を相手に結果を残してきた。意外性を持ち合わせており、穴党ファンはチェックが必要だ。出走回数は多くないが、松本怜も勝率をジワッと上げている。金田幸子と長尾萌加の岡山コンビも軽視は禁物だ。 最後に地元の愛知勢は、直後にゴールデンウイーク戦を控えているだけに少数精鋭。A1勝負になりそうな宮下元胤を始め、大谷直弘、西川新太郎、西尾亮輔の4選手がホームの意地を魅せる。