
10月末で2027年前期の級別審査が終了。11月からは新期が始まっている。今節は前期7点台のレーサーが不在で混戦の6日間シリーズだが、
重成一人の底力が一枚上か。前々期は7優出2Vで勝率も7点台に乗せていたが、前期はエンジン出しに苦しみ10月13日時点では優出はゼロ。勝率も5.85(129走)と2023年前期にA1に返り咲いてからは、初めてとなるA2になりそうだ。それでも、GⅠ6勝、SG優出8回の実績を重要視してドリーム戦の1号艇に指名された。華麗なテクニックで復活ののろしを挙げるか。

9月の多摩川周年では悔しい銀メダルだったのが
原田篤志。得点率トップ争いに競り勝ちシリーズリーダーの座をゲットしたが、優勝戦は2コースからまくって来た永井彪也をインから応戦。3コースの丸野一樹に差し切られ、GⅠ初Vはお預けになった。10月31日で47歳になったが、見た目同様に走りも若く、まだまだチャンスはあるだろう。
原田より歳は1つ、卒業期は4つ上なのが
谷村一哉。2016年1月の徳山周年ではインから逃げ切りGⅠウィナーの仲間入りを果たし、翌月の中国地区選手権(宮島)では5コースからまくり差しで突き抜けた。谷村はこの勲章の飾る前には苦杯を経験。2014年のメモリアル(若松)では、優勝戦の1号艇で白井英治にまくられて6着だった。今年は7月に下関でVを飾っておりリズムは悪くない。冷静なコーナーワークでV戦線に躍り出るか。
他にも
麻生慎介、
作間章もV候補に挙がる。麻生は一般戦が主戦場だが、オープンコースから自在に立ち回って安定した航跡を描いている。また作間もコース不問の柔軟ハンドルで大崩れを知らない。6月の三国を優勝して通算49回目のV。近況は節目の50Vを意識して臨んでいる。
目下、大躍進中なのが
山田丈。前々期の5.59から一気に1点以上もアベレージを上昇させている。デビューから14期目にしてA1昇格が濃厚だ。前期は4優出、通算15回の優出歴を残すが、まだ優勝には届いていない。当地は1月のボートキング決定戦で優出5着と奮闘していただけにイメージは悪くない。初のVゴールが当面のターゲットだ。
地元からは総勢8選手が迎え撃つ。ドリーム戦の2号艇に選出されているのが
前田篤哉。前々期は若松、徳山、三国でV。6優出3Vと活躍をアピールしたが、今期は同じ6優出でもVはゼロ。仕上がり面で一押しが足りなかったことと7月のイースタンヤング(津)の準優で集団フライングに加わってしまったことが原因だろう。ヤングダービー後に30日の休みを消化しての2節目。プロペラをしっかりと合わせ、地元のエース格として牽引する。
地元からは
渡邉俊介もドリームメンバーにエントリーしている。前々期は10年振りにA1ボーダーをクリア。前期も初のA1キープがグッと近づいていた。これはリズムがかみ合っただけでなく、地力が強化されている証拠。調整面、スタートのアドバンテージが見込めるだけに、2019年8月津以来のVを狙っての参戦だ。
宇佐見淳、
三浦洋次朗はA2圏内だが、当地を走る時はA1級の評価が必要。特に宇佐見は10月13日時点で6.06だけにA1の可能性を残している。ガッツを前面に押し出して存在感を示したい。三浦もターン力は間違いなくA1レベル。エンジン抽選の後押しがあるようだと、ダークホースとして注目が集まる。
3期振りのA2復帰が有力な
籾山佳岳、初A2まであと一歩のところまで来ている
大江純、女子レーサーの
中村紋夕梨、136期の
竹内来も地元水面で気合が入っている。