新モーター&新ボート3節目の「日刊ゲンダイ杯争奪 蒲郡トトまるナイト特別」は、8月27日から9月1日まで6日間に渡って熱戦が展開される。

 オーシャンカップ終了時点で今年の賞金ランク9位。自身初のグランプリ出場へ快調に突き進む上野真之介が主役だ。今年は4月の福岡73周年記念で念願のGⅠ初Vがあり、浜名湖オールスターで4年半ぶりのSG優出もあった。2019年11月以来、2回目の蒲郡Vを狙う。
 A1初昇格から8期連続でキープするなど上條嘉嗣が着実に地盤を固める。今期勝率は7点台半ばまで上げて自己最高を更新する勢い。蒲郡は3年前の9月に優勝した実績がある。
 西野雄貴は今年のダービー(尼崎・10月)でSG初出場を狙ったが、予備5位で現時点では届いていない。蒲郡は昨年11月、今年4月に走っており出走歴は豊富。持ち前の攻撃力を生かして暴れ回りたい。
 地元・愛知勢は大場恒季佐藤大介伊藤誠二と3人のA1選手が出場する。大場は目前で何度も足踏みがあったが、7月から待望の初A1。さっそく唐津で準V、下関でVと好ダッシュを決めた。最近はピット離れ仕様にも取り組んでおり、レース運びから目が離せない。現在50歳の佐藤は21期連続A1。40歳代の10年間をすべて最高位で戦ってきた。蒲郡は最近2節の成績が振るわないので、環境がガラリと変わる今節でリズムを好転させたい。8期ぶりにA1復帰を決めた伊藤はB1に落ちたときもあったが盛り返した。今期は期初めのフライングが痛く事故率が高い。その中で最善を尽くしたい。
 関東勢のA1は栗城匠畑田汰一だ。栗城は8月上旬時点で今メンバー中1位の今年11優出。1月児島、7月戸田でV歴がある。しかも、どちらも外枠からのVなので優勝戦に乗ってきたら楽しみな存在か。畑田は5月常滑、7月児島で優勝している。山口支部の野田彩加との結婚を機にさらに飛躍したい今年後半戦。蒲郡初Vを起爆剤にしたいところだ。
 上條以外にも近畿勢は北村征嗣古結宏吉川喜継とA1勢がそろう。北村はマスターズ世代に入ってから2回連続、古結は4回連続でマスターズチャンピオンに出場するなど地力も実績も申し分なし。北村は意外なことに蒲郡でのVがなく、今回初の当地Vを狙う。古結は約14年ぶり3回目のVを狙う。吉川は昭男、晴人父子とともに一族全員が蒲郡巧者として名高い。当地最近4節で3優出の実績があり、ピット離れ仕様も駆使して奮闘する。
 A1勢以外では、5月以降の今期勝率がA1ペースの金子萌松崎祐太郎のスタート巧者が狙い目。どちらも蒲郡との相性は悪くない。小池哲也は今年3月戦で優出実績がある。浜本裕己はエンジン出しが巧みな選手。今年2月戦は準優で敗れはしたが、節間で5勝を挙げる活躍だった。
 130期台の若手は4人が参戦。石井伸長内田壮澁澤周羽は蒲郡初参戦。西丸敦基は2年ぶり2回目の参戦となる。西丸は今年1月の鳴門ルーキーシリーズでデビュー初優勝を飾るなど将来が楽しみな若手。ベテラン勢では樋口亮井上恵一安田政彦らに注目したい。