開催ラッシュの6月第3戦は「トランスワードトロフィー2026」。6月17日から20日までの4日間、男女混合戦で行われる。なお、予選は2日間の準優勝戦制となる。

 V争いは大混戦。悩ましいところだが、筆頭には田中和也を推したい。7月から適用される新勝率は7.02。5月には138期生として娘の田中結がデビューした。ここ数年のボート界は、子がデビューすると親が復活して強くなる例が多い。当地3回目のVを狙って突き進む。
 今年1月から2月にかけて3Vとロケットスタートを決めたのが新田泰章だ。さらに当地では、現在4節連続で優出している。昨年6月の「日刊ゲンダイ杯争奪 蒲郡トトまるナイト特別」は優勝戦1枠だったが残念ながらVを逃した。ちょうど1年ぶりの参戦でリベンジを果たしたい。
 田中、新田だけでなく清水敦揮も蒲郡巧者として名を馳せるひとり。当地最近5節はすべて準優2号艇以内で勝ち上がるなど安定感が抜群で、昨年2月の「愛知バス杯争奪 ABCツアーカップ」でV歴がある。5月の福岡で今年初Vとリズムも上向いている。
 7人が参戦する女子は粒ぞろいだ。小芦るり華は7月から適用される新勝率が6.93。自己最高を更新して充実期に突入する。今年は2月のびわこで男女混合戦初Vを達成。当地は昨年12月のオールレディース戦で優出している。V争いできる実力は備わる。
 7月から初のA1に昇格する山田理央は、丸亀のGⅡ「レディースオールスター」で準Vと今後が楽しみな逸材。当地は過去2回走ってどちらも予選突破と安定している。あとは、いつ初優勝を達成するかだ。
 上田紗奈はデビュー初Vが2023年8月の男女W優勝戦「名古屋グランパス鯱の大祭典CUP」だった。今回はそのとき以来となる当地参戦で非常に楽しみ。今年1月の江戸川オールレディースで、渡邉真奈美が待望のデビュー初優勝を飾った。2期連続で5点勝率を挙げて初のA級昇格に近づく。どこまで存在感を示せるか。8年前の当地ダービーでSG初出場を決めた中谷朋子も当地は好相性の選手だ。
 参加メンバー中、最も新勝率が高いのが下寺秀和となる。自身初の7点勝率で、4期連続A1とすっかり定着した。今年は3月宮島で優勝歴がある。郷原章平は7月からA2に降格するが、前期末の4月頃から優出回数が増えている。巻き返しに期待が高まる。そして、無類の蒲郡巧者として覚えておきたいのが青木幸太郎。当地最近5年で4節走って3優出。伸びを引き出してまくりを連発するのが得意パターンだ。
 この他、ベテラン組では芝田浩治出畑孝典柘植政浩のA2勢を押さえておきたい。若手では常滑のフレッシュルーキーに選出された荒木颯斗が面白い。デビューして4年が経過。8期の間、一度も勝率を落とさずに上げ続けて、現在A級は2期目に入っている。地元・愛知勢は清水紀克中野夢斗と3人しかおらず、エース格としてのはたらきが期待される。また、和田操拓酒見峻介峰重力也楠原翔太は仕上げが型にハマったときは勝率以上の強さを発揮するタイプ。決して軽視できない存在か。