2月10日から16日は「DMM.com杯争奪『ボートガマ一代』カップ」。7日間開催なので予選4日間、5日目に準優進出戦の勝ち上がり方法で行われる。A1級7人が中心のシリーズとなりそうだ。

 自己最高勝率の6.37を挙げて、7期ぶりにA1に復帰した地元の宮下元胤を真っ先に推したい。今期に入っても、昨年12月の浜名湖でVと良い流れをキープ。現モーターでは2回当地を走って、昨年10月は10走オール3連対、昨年末は12走して3連対10本と抜群の安定感を誇る。2023年8月の男女W優勝戦以来となる当地Vのチャンスとみる。
 当地の水面相性、近況成績を重視するなら村上遼が筆頭格となる。当地最近5節で4優出2V。昨年10月のGⅠ70周年記念は予選で2勝して準優に勝ち上がった。近況も4連続優出中で1Vと申し分ないが、今節は期初めに切った30日のフライング休み明け初戦という点が気になる。
 桑原悠和田拓也は、今期ではなく前期末に切った2本目のフライングの休み明け。2人とも今節が今年初戦となる。桑原は一昨年、昨年とVが4回ずつ。当地は2011年10月にデビュー初Vを飾った水面で、2回のGⅠVがどちらも九州地区選手権という『2月巧者』でもある。2026年の開幕戦をVで決めても驚けない戦歴だ。今メンバー中1位の全国勝率6.79を誇る和田は、当地最近3節で2優出。すべて準優2枠以内で乗っており、とくに当地における伸びを仕上げるテクニックは右に出る者がいない。
 A1はあと3人。梶野学志山本修一は2回、郷原章平は1回の当地V歴がある。梶野は昨年6月の4日間開催で優出して以来の参戦。乗り心地が良いというコメントが出れば、持ち前の旋回力を生かして勝ちまくる。山本は7年1カ月ぶりの当地参戦がどう影響するか。戦歴は安定しているので、水面に慣れさえすれば上位争いに顔を出しそう。郷原は約16年ぶりの当地Vを狙う。
 A1以外にも有力候補が多いのが今節の特徴。内堀学は節イチ級に仕上げた昨年11月戦の印象が強く残っている。2023年11月戦でVもある蒲郡巧者だ。全国勝率6.15の藤原仙二は、もうA1目前の期待の若手。2024年6月の当地戦でデビュー初Vを決めた。須藤博倫下出卓矢妹尾忠幸らA1の常連だった選手は、今節はA2の有力候補として参戦する。
 宮下以外の地元・愛知支部勢は花田和明塩崎優司天野友和菅沼佳昭山本稔太朗の5人。6期ぶりのA1復帰を狙う天野は、意外にも現モーターになって初の当地参戦。2024年1月戦以来の当地Vを狙う。花田、塩崎も現モーターは初めてとなる。菅沼は昨年10月戦で節イチ級の出足に仕上げて、予選トップ通過が目前の大活躍だった。機力出しがうまい山本はタイムに注目したい。
 その他、昨年4月戦で節間5勝を挙げた後藤翔之、自身初のA1勝率ペースで突っ走る笠置博之石田貴洋の2人を要チェック。また、A1復帰を目指す赤羽克也川島圭司に、型にハマれば大物食いも多い浜本裕己高倉孝太らが穴候補。当地初参戦組では、まくり差し、道中の走りがうまい大島隆乃介を推したい。