1月最後のレースは「ラグーナテンボス杯争奪戦」。1月31日に開幕、月またぎの6日間開催で、2月5日まで行われる。

 シリーズの主役を担うのは松村敏。前期は勝率7.58という好成績をマーク。勝率7点超えはメンバー中、ただ1人だが、松村は直近10期で、7回も勝率7点台を残すなど抜群の安定感を誇っている。昨年のVは3回。7月末から月またぎの津で優勝すると戸田の一般戦で優出4着、芦屋、戸田の一般戦でVと一気の固め打ち。その間34走して、舟券対象外になったのはわずか2回という圧巻の内容だった。的確なスタートから繰り出すコース不問の走り。広い当地水面はうってつけの選手でもあり、前回の当地戦でも11走して初日のドリーム戦5着以外はオール3連対で優出(3着)している。
 松村に次ぐ勝率をマークしているのは小野達哉。小野も昨年は松村同様、3V。3月の多摩川の後、10月には大村、住之江と2節連続V。近況は7期連続A1級と安定した成績を残し続けている。今節最後のA1級選手は静岡支部の吉村誠。2022年前期以来、2度目のA1級昇格を果たしたが、勝率6.35はキャリアハイ。三国で行われたファン感謝3Daysボートレースバトルトーナメントでは、連日1号艇を引き当てる強運ぶりを発揮して逃げ3連発で優勝している。当地は一昨年1月にV。6戦4勝2着1回という抜群の成績だった。
 ドリーム戦には上記の3人以外に吉川昭男春園功太坪口竜也が選出予定となっている。ベテラン吉川は昨年8月の唐津で史上48人目の通算2500勝を達成。妥協なきコース取りから見せるしぶとい走りは定評があり、また、差し一辺倒ではなく、まくりを打てるのも強みだ。春園は近況3期連続A2級とやや低迷しているが、7点台中盤の勝率をマークしたこともある実力者。昨年10月に地元・津で通算8回目のVを果たし、今期はA1級返り咲きも期待できる。また坪口も現在はA2級だが、A1級には2度昇格しており着実に力をつけている長崎支部期待の選手だ。当地を走る機会はそう多くはないが、前々回2020年2月には優出も果たしており、相性は悪くないはずだ。
 A1級は3人しかいないが、A2級はドリーム戦選出の3人に加え、他12選手もいる。支部もまばらだが、前期勝率6点台をマークしているのは三重支部の南佑典に埼玉支部の金子和之、滋賀支部の中村有裕。南は、ペラはほぼノーハンマーながら、抜群のレースセンスできっちり着をまとめてくる。金子はちょうど1年前の2025年前期にA1級に初昇格、2期連続でその座をキープしたもののこの1月から降格しているだけに、返り咲きに気合も入っているだろう。また、2022年4月に当地優勝実績のある永田秀二藤田浩人坂本雄紀田路朋史ら攻撃力のある選手も多いだけに、迫力あるレースが期待できそうだ。
 地元勢は谷本幸司丹下健高野心吾荒木颯斗のわずか4人と少数精鋭だが、注目したいのはメキメキ力をつけている荒木。前期は勝率を1点以上、上げて勝率5.76をマーク。初めてA2級昇格を決めている。優出も1月の多摩川ルーキーシリーズでデビュー初優出。7月の江戸川一般戦では3号艇で優出し、優勝戦2着と健闘。待望のデビュー初Vをこの地元・蒲郡の舞台で飾ってほしいものだ。