あったかいガマゴリうどんを食べて真冬の寒さを吹き飛ばせ!「蒲郡商工会議所会頭杯争奪 ガマゴリうどんグランプリ」は、1月31日から2月4日までの5日間行われる。
注目は何と言っても
濱野谷憲吾だろう。1995年後期に現在の4階級制度になってから29年半、59期すべてA1級として戦ってきたが、前期は出走回数が90回に届かず無念の降格。今回〝初めてのA2級〟として参戦する。とはいえ、一昨年にGⅠを2V、昨年も2月の平和島GⅠ関東地区選手権を制するなど実力は文句なし。当地では5回のSG優出歴を誇り、2回の準Vと数多くの伝説を作ってきた。2007年4月のGⅢ戦以来となる当地Vに照準を合わせる。
当地の最近の出走回数、水面相性なら
中澤和志が一番か。最近5年で10節走って6優出2V。通算でも6Vと好相性を誇る。前回の優勝は昨年の2月戦で、前々期勝率は7.64と冬場を得意とする。今回も有力なV候補となる。
初めて昇格してから19期連続でA1級の地位を守り続けている
大峯豊は、当地で3回の優勝がある。昨年11月の徳山で優勝するなど、今期のリズムも決して悪くない。2018年7月戦以来の当地Vを狙う。
今節の出場メンバーで、昨年最も多く優勝したのが
古賀繁輝、
村岡賢人、
片橋幸貴で各3回ずつ。当地で2回のVがある古賀は、最近5年で9回の優勝があるが、1号艇で勝ったのは3回だけ。優出すればどのコースからでも勝てる勝負強さがある。村岡は昨年、年間V回数の自己記録を更新した。まだまだ進化を続けており、今回は初の当地Vを狙う。片橋は2023年までの通算V回数が4回だったが、昨年1年だけで3回の優勝。その中には7月のGⅡ江戸川モーターボート大賞も含まれる。当地での優勝はまだないが、GⅠ初出場だった2017年のPGⅠヤングダービーでいきなり初優出したことを覚えているファンも多い。力をつけた今なら優勝は狙える。
原田篤志、
森永淳の86期両者も常に上位をにぎわせる存在だ。原田は昨年8月のレース中に大けがを負ったが見事に復活。昨年12月の徳山で優勝も飾った。前期はA2級だった森永は、1月からA1級に復帰。行き足、乗り心地がきたときはコース不問で飛んでくる。
津で行われるGⅠ東海地区選手権と開催がかぶるため、地元・愛知勢のA1級は不在。
宮下元胤、
丹下将のA2級勢が強豪たちに立ち向かう。宮下は現モーターになって3回目の参戦。優出には届いていないが、毎回強力なパワーに仕上げている。丹下も現モーターは3回目。今年の正月戦で走った強みを生かしたい。
今期勝率がA1級復帰ペースの
大澤普司、
郷原章平にも注目が集まる。大澤は2023年の年末戦で、郷原も同年の12月に準Vの戦歴がある。今回栄冠をつかむことができるか。特別戦Vの実績があり、A1級での活躍も多い
渡邉英児、
村松修二の2人も型にはまった仕上がりになれば一気に突っ走れる力はある。この他、
佐竹恒彦や
河野真也、水神祭が当地だった
為本智也、コース取り果敢な
山地正樹らに注目したい。